アルミニウムと建築

日本の近代建築史においてアルミニウムがどのような役割を演じてきたかを探ります

西武鉄道 新型特急 Laview

妹島和世さんが総合デザイン監修された「西武鉄道 新型特急車両001 Laview」が、『新建築』2019年4月号に介されていました。

 

アルミダブルスキン構造で概観もシルバー色なのですが、アルマイト処理や電解着色ではなく、属調メタリック塗装です。

 

塗装と聞いて、ちょっと残念な気持ちになりましたが、ここで使われている大日本塗料株式会社「スーパーブライNo.2000」には、ちゃんとアルミニウムが入っているのですね。同社のプレスリリースには「薄膜で粒子が非常に小さな高級アルミ粒子を使い、配向よく並べることで、塗装面が平滑かつ高輝度な外観を実現」とありました。

 

同社のサイトを見ると、塗料に入れるアルミには蒸着アルミと高輝度アルミとがあるようですが、その違いがよくわかりません。今後の課題としたいと思います。